けいはんなビジネスメッセ

主催者ご挨拶

ご挨拶

平素は関西文化学術研究都市(愛称:けいはんな学研都市)の発展に多大なご協力を賜り、厚く御礼申しあげます。
さて、「けいはんなビジネスメッセ」は、産学公連携の促進やビジネスマッチングの推進を通じて、けいはんな発の新しい産業の創出や地域産業の活性化を目指す場として、各方面のご支援、ご協力のもとに開催しております。

第15回となる「けいはんなビジネスメッセ2020 Virtual」は、新型コロナウイルス感染防止の観点から、初めてWEBを活用したバーチャル方式で開催いたします。「新たな時代のビジネス創造」をテーマに、環境・エネルギー、産業機械、金属製品、アグリ・バイオ、ICT、医療・ヘルスケア等の幅広い分野から、企業や大学など約100機関にご出展いただきます。出展企業による最新技術のご紹介や、リアルタイムでの情報交換も可能ですので、ぜひ多くの皆様にご参加いただけますと幸いです。
けいはんな学研都市では、現在ICT分野に加え、医療・バイオ、環境・エネルギー分野におけるわが国を代表する研究機関や文化施設、オンリーワン企業など、150を超える施設が集積し、活発に事業を展開しています。

一部研究成果をご紹介しますと、近年、格段に精度・機能が向上した高度な音声認識・翻訳機能を持つ多言語音声翻訳技術をはじめ、中赤外線レーザーによって指を置くだけで血糖値が測定できる技術、脳情報科学による精神疾患の診断・治療技術など、実用化に近づきつつあるものも少なくありません。さらには、ウイルス感染リスクを低減させる高機能マスク「ダチョウ抗体マスク」は、新型コロナウイルス感染症対策関連技術として世界から注目を浴びています。また、域内人口も着実に増加傾向にあり、緑豊かな都市景観のなか、文化・学術研究・産業・生活が調和した多様な機能を持つ都市として発展を続けています。

2025年には大阪・関西万博の開催が決定しており、今後、関西への注目度が高まります。
このような状況下におきまして、当機構は「けいはんな学研都市『新たな都市創造プラン』」の実現に向けて研究機関・企業の集積や研究成果の蓄積という本都市の強みを最大限に活用し、今後もイノベーションの創出と持続可能な都市づくりに取り組んで参ります。

皆様方にとって、この「けいはんなビジネスメッセ2020 Virtual」が新たなビジネス創造や販路開拓のきっかけとなりましたら大変幸いです。

公益財団法人 関西文化学術研究都市推進機構
理事長 堀場 厚

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